鼠力機関

鼠くらいの精一杯の力でもろもろぶん回せたらいいのにねえ。

「夢も希望も未来もねえけどひとまず薬でブン殴れ」:現況

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ちゅ~る ちゅ~る



ひとちゅ~る


というわけで帰ってきました!
「希望を持っていきましょう、お薬増やしておきますね」
のお時間です。
これは「毒親に30数年ぶっ潰された対する恨み骨髄はぜってえ忘れねえけど、この先は笑い飛ばしておこう」
そして「大体の記録を取っておいて自分の流れを振り返ろう」という趣旨の文章です。
ヤなことなんて出来得る限り笑い飛ばすに限るわ。

つっても病状は現在悪化の一途を辿っております。
眠れないのはもうデフォなんでやれやれって感じですし、悪夢で魘されて自分の絶叫で起きるのも毎日過ぎてまあそんなもんか...ってなるけど、
元来抱える聴覚過敏に共感覚が加わるとバッドトリップと変わらんですわね。
アメリカ軍用の対物ライフル用イヤーマフを常用していますが、可聴域が広すぎてかなわんのです。
お陰でついにひとちゅ~るの服用を許されました。
いつも「これ以上薬増やすのは法律上できないんだよなぁ...」と頭を捻りつつ最適解を導き出してくれる医者ッピ、シャスシャス。

ちなみにひとちゅ~るに関する記事はこれがとても好きです。
リスペリドン内用液をお茶漬けに入れて服用していた|リクナビ薬剤師」リスペリ茶漬け。


それでは前回の記事と今回の薬を列挙してみましょう。
・マークは前回同様、
○マークは増量されたorちょっと前から仲間入りしていたやつ、
◎マークは今回から仲間入りしたやつです。

✿前回の記事のときにもらっていた薬
イフェクサーSRカプセル70mg+37.5mg→起床時と就寝前に1回ずつ(変更なし)
トフラニール25mg→就寝前(変更なし)
サイレース2mg→就寝前(変更なし)
・ビプレッソ450mg→就寝前、でかいので飲むのが大変。
・ルネスタ3mg→就寝前、ソラナックスとゾピクロンが効かなかったため様子見投入されたけどやっぱ効かなかった。
ラボナ100mg→就寝前、安楽死とか薬殺に使われるバルビツール酸系の仲間、ベゲがない今では貴重なうまみ。

✿先月及び前回の記事後からブチ込まれた薬
イフェクサーSRカプセル70mg+37.5mg→起床時と就寝前に1回ずつ(変更なし)
サイレース2mg→就寝前(変更なし)
・ビプレッソ450mg→就寝前、相変わらず飲むのが大変なまま変更なし
ラボナ100mg→バルビツール酸系は神、変更なし
○ピコルスファートナトリウム逐次数滴→イフェクサーの副作用をぶっ飛ばしてくれるすぐれもの。甘い。
○センノシド24mg→前回イフェクサー由来の副作用で往生したので増えた下剤
トフラニール50mg→就寝前。前の記事を書いたちょっと後から2倍増量。代わりにルネスタが消えた。
バルプロ酸400mg→所謂デパケンイフェクサーと同じタイミング。頭痛がやべえのでかなり前からもらっていた。癲癇ではない。
○リザトリプタン10mg→デパケン同様やはり偏頭痛避け。こちらは頓服。ちょっとおいしい。しかし副作用で不整脈になって世界が加速しがち。
○抑肝散7.5g→1日3回食後2時間経ったら、って言われたけど飯を食っていないし、じゃりじゃりしてとてもおいしくない。レタスにかけるとまあ食える。
◎リスペリドン→「ひとちゅ~る」。殆どの薬を舌下で飲むので苦くてもどうでもいい。液体だから許せる。共感覚&聴覚過敏でオーバーフローして死んだとき用。New!!

ぱっと見バリバリに増えていますが、
医者ッピが「うーん快方に向かいませんねえ...でも眠剤は法律上これ以上出せなくて...漢方薬でごまかして...うん...難しいね、長い目で見ましょう、」
からの
「お薬増やしておきますね」
ということで、今回も物量で殴る作戦になりました。

お薬ガチャもけっこう大変で、
今はジェネリックが相当たくさん出ている→各社の混ぜ物によって効くやつと効かないやつがある、ということで、
相変わらずの薬剤ジプシーをしています。
今んとこ日医工一強です。アメルはあんまり好きじゃない。


とりあえずなんぞ困ったとき用()のラボナは常に手元に置くようにしています。
医者ともよく話すんだけど、幼少時からエラい年になるまで「家」に「所有物」として縛り付けられていたのでは、まあもう治らんですからね。
とっとと終わりてえし「死ぬほど安らかにただ寝たい」ですわ。


次は「夢も希望も未来もねえけど役所と弁護士と警察が頑張ったので家から絶縁できた話」でも書こうかな。
これは実用性があるんじゃないかって思います。ゴミ実家との縁切り、改名、そんなあたりです。

え?また救急送りになったんですか?

そういや2年前に救急外来にドナドナされたな…
そろそろ戒めのために何か書くか...と思ってたら、
なんと!また!救急外来送りになりました!バーカ!

ということで、今回の顛末を書きます。
前回は「栄養失調由来の肺炎(not流行病)&薬の副作用で体調お亡くなり」でしたが、
今回は「ひとんちで腹筋ローラー立ちコロやったら滑って顎強打して8針縫う」
というあんまりにあんまりなすっとこどっこい。

ことの発端は「新婚夫婦の新居に遊びにいって盛り上がる」というごく普通の集まり。
夜も更け、その場のノリもあり、なんでだったっけ...その場に転がっていた腹筋ローラーの話になったんですよね。
新郎は膝立ちでコロコロしてらっしゃるとのことで、
ウシ!ガリマッチョ(156cm34kg)の実力見せてやるぜ!と立ちコロやったのが運の尽き。
もともと腹筋は若干割れているんで多少は遊べるんです。...と、ここで過信したのが良くなかった。

立ちコロってまずは転がして、床と平行になる状態まで体を伸ばしますよね。
その後体を引き戻し、そのまま”く”の字になります。
これを繰り返してキクーッ!!ってやるのが楽しいんです。
そんなこんなで調子良くやっていた。そのつもりで、私は大事なことを忘れていました。
時は午前2時過ぎ。焼酎に日本酒、すでにどぶどぶ飲んでいることを。
前日っていうかこの1週間くらいビッグカツばっか食ってて、そもそも空きっ腹にぱしぱし酒を放り込んでいることを。

現場写真

あ。
と思ったときは腹筋ローラーが滑り、私は床に這いつくばり、
眼鏡もすっ飛んでいるのでいまいちなにが起こっているのかわからないまま、
周りの人達が慌てふためく声を聞いていました。

『動かないで!血出てる!顎が切れてる!ヤバい深い!』
『骨見えてるから!今タオル持ってくるから!しっかり押さえて止血して!』

あ、あかん。痣になるくらいには打ったなこれ。などと呑気に考えていた私はその場で爆笑。
「いやいやいやいや痛くないし!!!ちょっと大袈裟っしょ!!!へーきへ」
『いやまずいから!ハイ病院!すぐ病院行って!ちょっとただごとじゃないよ!!!』
あれ~????痛くないよ????みんなどうしたん?????
と何気なく眼鏡を装着。
同時に眼前に広がる光景。あれ???スプラッタじゃん...?????


幸いにも病院がド近所だったこと、本人が歩けることから、
新婚夫妻から電話をしていただき、そして止血用のタオルもいただいて病院にGO。
前回肺炎で運ばれたときは意識がぶっ飛びかけるくらい痛かったのに、今回はまるっきりなにもない。
だもんで「や、きゅって押さえとけばなんとかなるっしょ」と楽観的に構えていたのも束の間。
通された診察室でご挨拶して傷口を見せたところ、
お医者さん、マスクの上からでもわかるくらいに「グワーッ!!」という表情を浮かべ、なにやら呪文のように矢継ぎ早に看護師さんに指示。看護師さん、バタバタと走り去る。
そして明らかにドン引きした表情のままのお医者さんの言うことにゃ、
『ごめんなさい…骨、見えちゃってます。骨折の疑いは免れません。というか傷口が深すぎるし大きい。すぐCT撮ってきてください』
…マジで?全然痛くないのに?体質的に止まらんはずの血が珍しく止まってるのに?

半信半疑のままレントゲンとCTスキャンの儀。
ここで恒例『すみませーんピアス光っちゃうので外してくださーい』

真正面から撮影されたことにより判明する、 スーパーきれいな入りのホリゾンタルタン

アンヘリはだるいしオービタルは玉取って締めてるしイヤーロブもだるいしホリゾンタルタンはもっとだるいし、
渋々センタータンだけ外して撮影。...うん、銀歯のほうがめっちゃ光ってますね!!!

光りまくる銀歯ときれいな下顎

ここまでは良かったんですが、

アッ

下顎に亀裂入っとんな(真顔)
ここでただでさえ慌てている医者、さらに慌て、
『ちょっと他の医師に相談してきますので、申し訳ありませんが待機してください。
その前に骨が見えている状態はたとえ骨折していなくても”開放骨折”扱いとなりますので、まず抗生剤を点滴します』

ここでようやく自分に冷や汗。
というのも、精神科での採血はことごとく失敗され、
健康診断では機械に認識されずに血圧が正常に測れないクソ細血管。

ただし採血がめちゃ辛かったです。 医者と看護師二人がかりで腕縛り上げられてサラウンドで「ないねえ」「使えないねえ」「みあたらないねえ」ってとんとんされまくってうっすら笑えたのも束の間、 「見つけたんでいきまーすハイちくっとしまーす」 からのぶっとい針えいやってされたのは大変堪えました。何せ針嫌いだもので。 あんまりにも痛かったので、血を抜かれている間は腹痛よりきつくて「アアアアアアアア」って言ってました。 ちなみにこの針の痕、3日後も残ってるのでよほどのものが刺さったのかなあと邪推しています。 もともと血管細いので採血あるたんび毎回困られるんですけど、 今回は結構な量抜かれた上、生理食塩水とキツめの痛み止めの点滴2本差しとかされたもので、ダメージは大きかったかな。

救急搬送されたので覚え書きっぽいやつ - 鼠力機関

前回の”恐怖のサラウンドとんとん”の記憶が脳裏によぎり怯える私。
果たしてその予感は大当たりし、
左腕はお医者さんに、右腕は看護師さんに託され、ゴム管で上腕を縛られ、
『ないねえ』『どうしようねえ』と困られ、
耐えきれなくなったお医者さんの『仕方ない!正中で取ります!』の鶴の一声により、

肘にクソデカ針をぶっ刺され、左腕が曲げられなくなりました。
正直受傷したときよりマジ寿命縮んだ。ピアスばりぼりに開いてるけど針嫌いなんですわ...。超いってえ...。
ていうかこのサイズの針刺されると確実に半日出血するんだが...。

点滴処置が終わってお医者さんがどっか行く中、
歴戦といった安心感のある看護師さんズが色々持って到着。
『あら~ホント顔ちっちゃいわね...ガーゼで顔隠れちゃうね、ごめんねえ』
とやはりサラウンドで慰められつつ止血再開。
マスクばりにでかいガーゼで顔を覆われテーピングされ、曲げられない肘を台に乗せられ、気分はもうしおしお。

しかし相変わらず骨辺りの痺れや痛みはなく、
表皮に痛み未満のややピリピリした感触があるかな...?程度でぼんやりお医者さん待ち。
確実に大したことになってないだろこれ...という確信を持ちつつ、やっぱ点滴のほうが痛えわボケ、とも思いつつ、
「病院の自販機めっちゃバリエあっていいな~」なんて考えて気を紛らすこと十数分。

そこへようやくお医者さん登場。重々しく診察室にご案内。
『現在いる医師3名で話し合いました。
顎の亀裂はおそらく、乳児期に骨が開いて癒合するときの名残だと思われます。なので骨折であるという恐れはなさそうです。
しかし先程もご説明申し上げたとおり、こちらの傷は開放骨折扱いです。
深いこともあり、内部を...そうですね、4針ほど、表皮を8針ほど縫う必要性があります。
これから縫合を行いますので、よろしくお願いいたします』
む、無慈悲な宣告~!!!!!!!

孤独死現場やグロ動画をおかずにご飯を食べることが好きなので、好奇心で写真を撮ってもらいました。
お嫌いな方もいらっしゃると思うのでさすがに写真を載せるのは憚られるのですが、
これは打ちどころが悪く、筋繊維に沿ってパックリ割れちゃった感じなのかな...?と邪推。
奥にはしっかりと真っ白な骨が見えており、ようやく看護師さんたちの顔小さいコールに合点がいきました。
痩せ過ぎてて皮めくれたらすぐ骨なんでしょうね。
なおここはフラグです。

さて、お待ちかねの縫合手術。
と思いきや、お医者さんがわらわら。
『なかなかない症例なので、お顔は写さないようにしますので...是非お写真を撮らせてもらえませんか?』
…うん。ですよね。自分でも撮るわそりゃ。どうぞ笑ってください。
どう見ても”腹筋ローラー立ちコロミスって20cmの高さから落下した傷”じゃねえもんなこれ。
だって...口と同じ幅くらいの真一文字の傷がぱっくり開いてて、骨ガン見えになってるなんて普通ないよな。第二の口が開いたんですか?ってレベルだった。
そんなことを思いつつ、麻酔を2本打たれ、最初に患部洗浄。
このときサラサラ流れる冷たい水が肉に当たり大変気持ちがいいと伝えたところ、
医者、『...麻酔効いてませんね。もう少し打ちます』と冷静なお答え。
えーっ?!あんなに酒かっくらってんのに???まだなの???
結局総麻酔注射数6だか7だか。本当にびっくりしました。
その後麻酔用塗り薬もびしびしに塗られ、『ハイそれでは骨膜から縫います』という無慈悲な宣告その2。
...え?骨膜ってなんすか?
麻酔が効きにくいこともあってぺらっぺら喋る口で問うたら、
『あまりに傷が深いので、溶けるタイプの糸を使って、まずは傷の最奥から縫合します。
骨膜というのは骨を包んでいる膜で、ここはちょっと痛いかもしれません...。
それが終わってから外側にかかります』
という聞いたこともないような処置でした。わ~!重傷だ~!
縫合中は喋ってても良いということだったので、お医者さんの後学も兼ねて、いろいろお話をさせていただきました。
まあ腹筋ローラーミスって打撲、ならわかるけど、創傷はねえよなあ。しかも落下20~30cm程度でさあ。
自分のアホがお医者さんの今後に役立つことを願ってやみません。

お互い緊張をほぐすようにもにゃもにゃ話していたら、
突然病室に響き渡る心電図停止の”ペー”という絶叫。
一瞬遅れて耳元で叫ぶお医者さん。『○○さん?!大丈夫ですか?聞こえてますか?〇〇さん?!』
意味がわからず叫び返す私。「聞こえてまーす!なんすかこれなんなんですか!」
ということでここでフラグ回収、「痩せすぎの弊害」。機械が脈を探知できずに勝手に臨死にされた模様です。
サラウンドとんとんの話といい、血圧測れない問題といい、
そろそろ”確実に血が取れる血管”のあたりに刺青を入れ、メンテナンスハッチ扱いとしてわかりやすくしていくしかないのかな...とぼんやり思いました。


つーことで縫われた痕。
お医者さんに『絶対に今日中に"形成外科"に行ってくださいね。なにせ女性のお顔ですからね』
と固く命じられていたものの、
私は受傷当日に本名盤のライヴがあり、ガン無視でおんも出てガンガンヘドバンして飲酒、あまつさえコンビニングをしました。
おにいたまを観たのは濱書房のおタン日ワンマン以来!
ゲバでニウロンの曲!ていうかこの日全体的にセトリ良かった!
メトで〆つったらやっぱ回んなきゃダメでしょ!Φ-D!ロッキンホースでやるとちょっとつらい!
さらに翌日にはどうしても見に行きたかった写真展もあり、最早無敵。外出をすっげー満喫しました。
擬人化クロさん可愛かったけどこの日は耳に包帯猫ストラップつけて出かけちゃっておもしろ事案が発生したりもしたな。
ということで、睡眠も栄養も必要だけど、まあストレス軽減ってことで何卒、何卒。
どうあがいても傷跡は残るだろうけど、
もうアラフォーババアだし、傷自体は顎の輪郭に沿っているのでそこまで目立たんだろうし、なんなら人体改造も好きなので目立ったところでまあ構わんな...という状態です。超楽観!
凡ミスとはいえ向こう傷にカウントしていいですか?

とりあえず今回の総括として、
「フローリングで立ちコロすな」「どうしてもやるなら膝と顎にマット敷いとけ」「酔っ払ってるときの万能感で何でもやるな」といった塩梅です。
皆様もお気をつけあそばせ。


こぼれ話。
診断書がCD-ROMでもらえたのは良いのですが、

対象OSからMacが除外されており人権が剥奪されているのを感じたり、

床が刺突or斬撃属性を持っているためこのようなことになったのではないか?
(もしくは運悪く居合わせたかまいたちを顎で圧殺してしまったのではないか)という事象が観測されたりしました。

いやはやお邪魔した新婚ハウスに爪痕(顎痕)を残してしまい、申し訳ない限りです。
なんと申し開きをしたらよいかわからないので、今度詫び・スペシャルを持ってお伺いせねばと思います。
この度は大変なご迷惑をおかけし、まことにすみませんでした...。
と同時に、適切な処置を迅速にしてくださって感謝しております。
お陰様であれだけぱっくり逝っていた顎は素直に閉じました。ありがとうございます。

現在もやっぱり痛みらしい痛みがなく、咀嚼時に「あー打ったわ」程度の感覚があるだけです。
飛び出ている糸がたまに顎に触れてくすぐったい。
やはり打ったときにアドレナリンが出ていたとかではなく、本当に神経の鈍いところだったのかな。
裂けたのは「打ちどころが悪かった」ですが、
骨折もなく痛みもないのは「運が良かった」みたいです。


ちなみに翌日に予約を取った外科医、同じバンドを追っかけてるバンギャだったのですが、この話はまた今度な!
一応次は、
「希望を持って生きましょう、お薬増やしておきますね」リターンズ - 鼠力機関からの、
帰ってきたお薬増量キャンペーン!
「夢も未来も希望もねえけど薬はめっちゃ増える」をお送りしたいと思います。

救急搬送されたので覚え書きっぽいやつ

午前3時、檻の中並の薬を処方されているはずの自分がばっつり目を覚ましました。
と同時にブチ上がる腹痛。湧き出る冷や汗。
あ、これもしかしてダメなヤツなんじゃね...?と思いつつ、ダメじゃなかったときのことを考えるとめんどくさかったので放置。
しかし1時間後、さらに強い痛みにのたうち回る自分。
午前4時、7119に電話し、
「やむを得ない」と判断した上で人生初の救急車で搬送と相成りました。
以下箇条書き。

7119で症状相談、盲腸やその他臓器に異常が発生している可能性が認められ、そのまま取り次がれて救急車手配

救急車を回してもらう間に以下のものを用意(優先度順)
◎パンツを履く
 →このクソ暑い最中クーラーぶん回して全裸でいる以外の選択肢はなく、よって家に人が来るという時点でパンツを履かざるを得なかった。人権。
障害者手帳
 →パンツ同様必須アイテム。身分証明書。保険証より大事。
お薬手帳
 →当然のことながら服薬期間、飲み合わせの可否を一発で確かめられる。自分はとんでもない量の眠剤飲んでるので特に大事。
◎保険証
 →なかったら実費になるけど、後の始末さえしくじらなければまあどうとでもなる...かもしれん。
○(もしあれば)診断書のコピー
 →親由来の病気を患っているため、何故親に連絡してはならないのかがわかる。
○(もしあれば)3ヶ月以内の自分の血液検査の結果
 →当然病院でも検査されるけど、今回前後比較もしてもらったので良かった。
以上!!これだけ用意しとけばなんとかなります。
あとはキャッシュで2~3万くらいかな。
今回は大学附属のデカいやつに担ぎ込まれちゃったのでカードでも良かったんですが、
地域性、病院によっても変動すると思います。ので現金最強。


救急車が屋敷前に横付けになった後ってすごいんですね。
映画「羊たちの沈黙」でレクター博士が棒立ち拘束衣で移動させられる場面あるじゃないですか。
あんな感じで、身体を縦にしたまま運ばれるのね。
腰を下ろした記憶はあるんですけど、明らかに車椅子じゃなかった。担架をそのまま縦にしたみたいな。そんでもってぐるぐる巻き。
モツの具合がどうなってるかわからないので動かさないように、という配慮なのかもしれませんが、よけいにこれヤバいことになってない?と言う気持ちでいっぱいになりました。

で、結論から言うと、
「肺炎っすね。しかも全っっっっ然流行病じゃないやつ。めっちゃごはん食べて免疫上げましょ↑↑」
というものすごく普通の結果。
肺炎なのに胸痛も咳も痰も何故なかったのかはいまもって謎です。


今回、
・まず7119(大事なことなので何度でもリンクを張ります。今回の場合、本人の意識もあるのでまずは電話しましょう)で救急車の要不要を確かめられた
障害者手帳お薬手帳、保険証の準備が早かった(自分でいつもひとまとめにしていた)
というあたりがポイント高かったかなと思います。

そうそう、現住まいの立地の確認もありました。
近所に神社仏閣がないか?高速道路はあるか?学校は?公園はどうか?野生動物はいるか?(野良猫だけじゃなく、ハトやカラスも)まで細かく訊かれます。
そりゃそうだよね。コロナウイルスだけじゃなく、病気の種類も感染経路もいっぱいありますもんね。


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担ぎ込まれたときは発熱があり(平熱37.0℃が37.7℃に上昇)、もうそれだけで個室にブチ込まれて完全装備の医者が入ってきたときは流石に終わったかと思いましたねえ。ついにやらかしたか、と。
ただその医者がまず聴診器で体の前面もしもしやってから怪訝な顔したり、腹痛の位置を定めたりした後、
マスク以外は普通のおねえさんが入室してゆったり常用薬訊いてきたときは「ん?助かったか?」ともなりました。

ただし採血がめちゃ辛かったです。
医者と看護師二人がかりで腕縛り上げられてサラウンドで「ないねえ」「使えないねえ」「みあたらないねえ」ってとんとんされまくってうっすら笑えたのも束の間、
「見つけたんでいきまーすハイちくっとしまーす」
からのぶっとい針えいやってされたのは大変堪えました。何せ針嫌いだもので。
あんまりにも痛かったので、血を抜かれている間は腹痛よりきつくて「アアアアアアアア」って言ってました。
ちなみにこの針の痕、3日後も残ってるのでよほどのものが刺さったのかなあと邪推しています。
もともと血管細いので採血あるたんび毎回困られるんですけど、
今回は結構な量抜かれた上、生理食塩水とキツめの痛み止めの点滴2本差しとかされたもので、ダメージは大きかったかな。

とりあえず呻いてる間に手早く点滴を刺されて車椅子移動。気分は老人。

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尿検査中にしくって点滴逆流して2度めの心の修羅場を迎えたり、

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何か繋がれたので腕の上げ下げをして心拍数上げる遊びをしたりしてました。
普段80/60の120、みたいな低血圧&脈拍の速さなので、逆に今日低すぎねえかって心配になっちゃったんですよね。

その後CTスキャン。ここでようやく先程の医者の訝しげな表情が判明。
腹痛を訴えているので腹を撮りましょう、ということだったんですが、胸部も追加。

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結果、
・腹痛はたぶん常用薬のイフェクサー(SNRI)の副作用による便秘とガス疑惑→下剤マシマシでいきましょう
・それより何か卵巣ヤバそうだけど婦人科いっとく?
・酒と眠剤まみれのわりにγ-GTPの数値低くてやるじゃない
・コロナ関係ないけど夏風邪を引いたお前は馬鹿
という診断が下り、
→常用している下剤(ピコルスファートナトリウム)と干渉しない下剤(マグミット)出しましょう
→肺炎は何か抗生剤出しときゃイケそうだから絶対飲めよな!(アジスロマイシン)
→平熱もともと高いし無理に下げんでも良いでしょう
→昨日何食べた?リンゴ1個?前日シュークリーム?話にならんから毎日ご飯食べようね!
という小学生みたいな感じで終わりました。
点滴終わる残り2時間が本当に暇でしょうがなくて、
カーテンの向こうに見えるモニタ(医者用)に興奮したり(職業がレタッチャなのでナナオのモニタ(こっちは色見る用)を神聖なブツだと崇めています)、
医者がCTスキャンするときに使ったソフトに興味津々でわくわくしたり、
この時点でもう身体とかどうでも良くなって、非日常に浮かれていた感覚があります。ので、わりと写真とか残っている次第。


あの時お見舞いの言葉をくださった方々、ありがとうございました。
と同時に、ご心配をおかけしてすみませんでした。生きてます!
起こっているコト自体は別として、意識もあるし痛み止め点滴されてて楽だしクッソ暇だったので、
やりとりのおかげで人らしい感覚が保てました。
残暑の厳しい中ですが、皆様もどうぞご自愛ください。いやホントに。

あ、あとヤクトモ!特にイフェクサー使ってる人たち!
アレの副作用に重篤な便秘があるんですけど、なるたけお水と運動欠かさずにしかも下剤しっかり飲んでね!
私は毎日イフェクサーを225mg飲んでるんですけど、
CTスキャンの時S字結腸ぎっしりうんこで摘便するかどうか考えられちゃったから!
どうもこの手の相談あるくさくて、常用薬イフェクサーですちゅったら「あぁ~やっぱね」みたいな顔されましたよ。
食物繊維でどうにでもなるもんじゃなし、とにかく下剤飲も!


さて、今こうやって家に戻って思い出されるのは、
緊急外来の医師・看護師陣の信じられないくらいの優しさです。
それもあって、今回あえて文章にしようと思いました。
パニクっているであろう患者を決して赤ん坊扱いするのではなく、
「相手のことをしっかり観察しながら、人として向き合って問診してくれる」
「相手の痛みに応じ、的確で答えやすい質問をしてくれる」
というのが非常に心に残りました。
お医者さんや看護師さんとしては、そうやって気を張っているのが日常かもしれない。
そして言いたかないけど、今こんな状況の中でいちばんしんどい職業だとも思う。
でもそんな日々の激務なんざ微塵も感じさせず、本当に迅速かつ丁寧な扱いをしていただきました。
明け方の救急相談センターのおねえさん、
てきぱき対応してくださった救急隊員の方々、
あくまでも優しく、そしてにこやかな対応をしてくれた医師・看護師様方、
本当に感謝してもしきれません。
なるべくお世話になりたくはないけれど(みんな健康な方が幸せなんだけど)、
いざ有事となったときに”識者が的確に連携して絶対に助けてくれる”というのは心強い限りです。
普段からお世話になりっぱなしなんだけれど、
それをもってしてもなおありがたいわ、日本の医療。

つーことで、みんな医療費きちんと払おうな!
明日の自分を救うのは今日の税金かもしれないぞ!きびきび働こう!
そして医療従事者の皆様に大きな感謝を!みんな健康になあれ。





まあ私は職場から1週間お休みもらったけどな!

めっちゃ研究所の中這いずり回ったりして楽しかったです。

「希望を持って生きましょう、お薬増やしておきますね」リターンズ

何かはてなから「1年前に書いた記事はコレ!
あとだいぶ記事書いてないけど振り返りませんか」というようなお知らせが届いたので書きます。
その際に前回の記事見て苦笑いしたので、今回も現況を綴ります。


✿前回もらっていた薬
イフェクサーSRカプセル70mg+37.5mg→起床時と就寝前に1回ずつ
トフラニール25mg→就寝前
サイレース2mg→就寝前
・ビプレッソ150mg→就寝前
ソラナックス10mg→就寝前


✿今もらっている薬
イフェクサーSRカプセル70mg+37.5mg→起床時と就寝前に1回ずつ(変更なし)
トフラニール25mg→就寝前(変更なし)
サイレース2mg→就寝前(変更なし)
◎ビプレッソ450mg←就寝前、前回の3倍と大増量
◎ルネスタ3mg←就寝前、ソラナックスとゾピクロンが効かなかったため様子見投入
ラボナ100mg←就寝前、安楽死とか薬殺に使われる例のバルビツール酸系、New!!


うん!全ッッッ然改善する気配がないどころか悪化してますね!
ちなみにこの「今もらっている薬」1セットフルで飲んでも4時間は動いており、
なおかつ睡眠時間が5時間で終わることも多いので1日を無駄に過ごしていることがめちゃくちゃ多いです。
そら医者も手帳3級じゃなくて2級交付するわな。
「薬でできることには限界があるので薬を増やしていきましょう」という
「力こそパワー」みたいな作戦、本当に限度を超えてきました。
希死念慮も相変わらずあるし、何か死ぬときは自殺じゃなくて、
「あまりにも眠れなすぎて、気がついたら薬飲み過ぎてて致死量超えちゃったわ」
みたいなうっかりさんをやらかす可能性がいよいよ高くなってきたとも言えるかもしれません。
私も脳筋型なので薬の分量で殴るスタイルが好きだし、
だからこそニューエイジ系バカウンセラーにかかる気は毛頭ないし、
ま、のんびり付き合っていくしかないですね。という変わらない結果に落ち着くよりなさそうです。


そういえばビプレッソとラボナが大増量された理由なのですが、
「血液検査したら副作用なさすぎてイケるわ」という判断だった模様。

そして生まれて34年、採血の際にふと思い立って初めて血液型の検査を行ったのですが、
「B型Rh-」とかいう1000人に1人らしい中二病的価値が付与されてしまったのでたいへん驚いています。
保険制度というものにはお世話になりっぱなしなので、せめて献血などして役に立てればなあ...などと考えたのだけれど、
体重はそもそも40kg未満で基準には及ばず、
舌のピアスは2ヶ月前に2つ増やしたばかりで、
そして上記の通り常用薬がヤバいことになっているのでハネられそう。
障害者の社会貢献、むっずかしー!


ところで転職先がお仕事内容的に表すと「R255/G255/B255」、
端的に言うと超弩級ホワイト企業で「給料出すし自宅待機でーす」とか言い垂れたので、
只今絶賛働かなくても金がもらえるホワイトニート生活を送っています。
こんなのびやかな暮らしをしていても頭は治らんので、親ガチャと環境ガチャってマジ大事なんだなって思いました。

とりあえず来月の医者でもう1回薬が効かないことを訴え、
医者にまた悲しい顔で「ラボナ、本当はもう出しちゃいけない薬なんで...別のお薬、増やしておきますね」と言われる恒例行事を執り行う予定です。
ゾピクロンとルネスタって鏡像体だからこれ以上飲んでても意味ないと思うし、
そんだったらマイスリーデパス出してもらえたら一発だと思うんですけどね。
お薬ガチャもけっこう大変だ。


気が向いたら「学力だけ高くてもバカはバカだったので血便が出て辞めたデジタル介護職の話」という、
既得権利だけで安穏とメシ食って向上心のない出版業界の話とか書くかもしれません。
アンダーバーの打ち方も知らないって正気か?

医者「希望を持って生きましょう、お薬増やしておきますね」

精神科に通うようになり、1年が経ちました。

もらっている薬は、
イフェクサーSRカプセル70mg+37.5mg→起床時と就寝前に1回ずつ
トフラニール25mg→就寝前
サイレース2mg→就寝前
・ビプレッソ150mg→就寝前
ソラナックス10mg→就寝前
という具合ですが、
何せ不眠症ゆえ、イフェクサーが4時間就寝後の20時間起床、といった具合で無茶苦茶な間隔が空いており、
いまいち効いてるんだかなんなんだかわからない塩梅です。
メシは相変わらず食えず、体重が虚弱児童みたいになっててBMIは16程度。
もうそろそろ植物毒を考えるような気分になっています。

精神科の門を叩き、障害者手帳を交付してもらい、1年なんとか生きてきました。
今後に予定をたくさん組んであるので、まず死ぬことは難しいでしょう。
それに抗えるくらいの衝動がまた湧くことも考えられますが。
少なくとも、ここ3日間くらいの自分の心配をする、それくらいの余裕をようやく持てるようになった気がします。

医者には「あんまりすっきりしないねえ。でもちゃんと顔に表情が戻ってきてるよ。大丈夫、頑張ろう」と言い置かれ、
〆としてタイトル通りのステキなセリフをいただきました。
医者の「薬で出来ることには限界があるので薬を増やしましょう」という物量で殴っていくスタイル、嫌いじゃないですよ。

はるか昔にジャンキーをやっていたので、普通の量の薬を飲むってことが結構新鮮です。
それが1年も続いたってことがシンプルな驚き。
生活時間がぐちゃぐちゃなんで、途切らすと副作用がきついってのは身をもって感じております。
死にたがりの癖も鬱も何も治らない1年ではあったけれど、
何故かまた生き延びた、という感覚に支配されています。

この1年が無駄だったかどうかはいまだにわかりません。
ただ今日もまだ生き延びています。

やり直せない

やり直しという記事を書いたのですが、
最近「やっぱ無理じゃね?」という気持ちになってきました。

www.youtube.com

大変好きなバンドにGUNIW TOOLSというのがあって、
真鍮でできた硬くて破れない卵の殻をどう割っていくかの詩を歌っているわけです。

何かこれになぞらえちゃって。

自分は確かに卵として生まれてきたけどもうやり直しは利かないんじゃないか、
この堅い卵の殻を蹴破るには少し強度の足らない人間だったのではないか...そんなことばかり考えています。
ついに幼少時に親しんだ自傷も始まりました。酒瓶で頭を殴ると気持ちがいいんです、何も考えなくて済むので。
刃物はトラウマなので鈍器のほうが好きなんですよね。良い音しますよ。

卵として生まれたけれど雛としては生まれられず雛もその先育つかわからない。
かといって卵として生まれてしまったことを消せるわけではない。
この先ジャンキーに舞い戻って殻の中で己を浪費することも可能ですが、
本当に雛になりたかったのかも、雛になれる可能性がないからわかんなくって。
今は薬が圧倒的に足らないので、頼れる医者を増やして殻を分厚くするしかないのかなって思います。

殻厚くなって圧殺しねーかな。

WAIS-Ⅲ受けてみた

まあそのまんま。2か月くらい前に受けてきました。
相手が例のバカウンセラーなもんで多少緊張して受けましたが、
いやはや難しかった。
言語系は比較的よくできましたが、積み木並べね。アレはできませんでした。文字通り。自分でもびっくりするくらい。

で、結果。

・言語性 115
・理解 121
・作動記憶 88
・動作性 84
・知覚統合 93
・処理速度 86
◎全検査 116

まあ見事な発達障害でしたねー。それも手のつけられない、頭でっかちタイプ。
ここまで有意に開きがあると、そりゃ日常生活もきっついですわな、というお話になりました。
ヒントを見つけやすい(探索能力が高い)わりに処理速度が追っついてきてないので、ケアレスミスも連発するよねーという。
あと言語系は馬鹿高いので人と話が合わないのも仕方ないねという結果に。
生きるのやめろ!とっとと死ね!
突出と限界値の差があまりにも大きいからこそ苦しいのであって、
単純なバカならまだこんなに苦しくなくて済んだんじゃないかなって今は思ってます。
ま、能力が低いところはとことん低くて常人以下というありさまなので、バカに変わりはないんですけどね。


こういうテストを受けて何らかのお墨付きを得た訳ではなく、
自分の弱いところを知り対処法を考える。というのが趣旨であるという理解こそしているのですが、
いかんせんバカすぎて「死んどく」くらいしか思いつかんのですわ。
かといって知り合いにこないだ「期限付きで生きてる人にどう接したらいいかわからない」
という直球すぎるお言葉もいただいたのでもう死ぬに死ねない。
とりあえずカウンセラーに「何かひとつところに集中できる仕事なら向いている」と言われ、
結局現職のレタッチャしかねーじゃん死にてーよ、バーカ。という結論に達しました。
生きるの向いてないけど死ぬの2回失敗してるから死ぬのも向いてないっぽいし、
いったい私、どうなっちゃうの?!って塩梅です。

今やりたいことは特になくて、
というか生きてる理由も「小さい頃の自分のお弔いをしたい」からで、
この先ホント未来なんかないです。
どうせこの世は生き地獄。

そういえば話はズレますが、
自分の名前が某媒体に載るような仕事をしてしまったので、そろそろ本当に死にたいです。
少なくとも同業の父親の目に留まらないことを願っております。